自律神経も不規則な生活やストレスには弱いもの。健康をキープするには、何といっても規則正しい生活が一番です。自律神経を健康に整えるためのひと工夫を紹介します。
自律神経も不規則な生活やストレスには弱いもの。健康をキープするには、何といっても規則正しい生活が一番です。
また、約12時間で交代する交感神経と副交感神経のはたらきからみると、食事の時間も大切のようです。朝、昼は時間通りに、不規則になりがちな夕食も遅くとも午後8時くらいまでにとるのがベスト。食事の内容もビタミンを豊富に、糖分や油分は控えめが基本です。
ますます忙しさの増す現代。「わかっていても規則正しい生活は難しい…」といった人も多いかもしれません。そんな人におすすめなのが、次のようなバランスアップ術です。ひとつでも、できるところからはじめて自律神経を健康に整えはじめましょう。
昼寝の前にコーヒーを飲み、約15分眠り、目覚めたら外光を浴びます。これは文部科学省の「快適な睡眠の確保に関する総合研究班」がまとめた、午後の作業能率を向上させる「正しい昼寝の方法」です。
労働省産業医学総合研究所の調査でも、同じように約15分の眠りが作業効率を高めるとの結果が出ています。この約15分というのがポイントです。これ以上寝ると、逆に効率が落ちるのだとか。わずかな時間といえども効果は大きいようです。実際、血圧が下がることが実験で立証されてもいます。
「少し睡眠不足かな」と感じた日などは、仕事の能率アップも兼ねて堂々と昼寝してみるのも手かもしれません。また、最近は、こんな需要に応えるスペースやサービスもビジネス街に充実してきています。上手に活用してみたいものです。
■関連記事