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疲れやストレスを感じたら体内時計をリセット!うつ病学会が自己管理のコツを紹介

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への不安に外出自粛…こんなときは、疲れやすくなることやストレスに気をつけましょう。健康維持の鍵は「体内時計」です。日本うつ病学会が2020年4月に掲載した、体内時計をスムーズにはたらかせて一定のリズムで規則正しい健康な生活を送るコツを紹介します。

体内時計をはたらかせる11の心得とは

日本うつ病学会のサイトには、一定リズムで規則正しい生活をして心穏やかに過ごすために体内時計をスムーズにはたらかせる自己管理術のポイント11項目が掲載されています。

体内時計がスムーズにはたらいていると、心地よさを感じられるようになります。つまり、健康を維持していることにつながっていきます。
毎朝一定の時刻に起きるなど、ふだんの生活を安定したスケジュールで過ごすことや、日常生活のリズムを一定に保つことによって体内時計がはたらきます(参考記事:体内時計のネジをまこう!)。
しかし、仕事や子育て、人との関わりなど、これまで一定のリズムで毎日規則正しくしてきた活動(日課)が失われがちになってくると、体内時計が乱れてきます。

一定リズムで規則正しい生活をするために工夫しよう

体内時計が正しくはたらかなくなると、不眠や食欲低下、元気がなくなる、つらい気分、時差ぼけのような不快な気分に陥りやすくなることなど、さまざまな不調が現れてきます。
心身が不調になってくると、肥満やメタボ、うつ病や生活習慣病などの発症や悪化、またストレスによる対人関係の問題が起こることが懸念されています。

新型コロナウイルス感染症対策として外出自粛などが必要ですが、いまの生活をいろいろと工夫して健康を維持することにも努めましょう。

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公開日:2020/04/22