脚のむくみと紅斑について
まつ(#)・20~29歳女性
2015/02/09
投稿
昨年の9月に1週間、高熱とのどの痛みで扁桃腺炎と診断され点滴・投薬で治しました。
その1ヵ月後にまた扁桃腺炎になり高熱が出て、5日目ぐらいに脚に圧がかかったような痛みがあり、赤く腫れたようなポツポツが膝から下に広がっていたので、皮膚科と耳鼻咽喉科を受診しました。
耳鼻咽喉科では扁桃腺炎と診断され、脱水になっているとのこと。
皮膚科では扁桃腺炎からくる結節性紅斑ということで1週間ほど入院しました。
生検、血液検査をし、抗生物質の点滴で熱も下がり、脚の紅斑も痛みもなくなり、特に説明も受けず退院したのですが、その後仕事に復帰すると足首や膝が腫れて(むくみ)関節痛のように痛くなり、紅斑が1~2箇所に出たり、倦怠感があります。
何か他の病気でしょうか?
大学病院の膠原病内科の受診を
いただいたご質問の内容からすると、現状は結節性紅斑が再発したということになると思います。
なお結節性紅斑とは病名というよりは、なんらかの病気の症状の一部が皮膚に現れたことを表します。
その原因としては、ベーチェット病、スウィート病、サルコイドーシス、潰瘍性大腸炎、 クローン病、白血病を含む悪性腫瘍、関節リウマチなどの自己免疫疾患、などさまざまな疾患が考えられます。
これらの診断は、専門性の高い施設でないと難しいと思います。
今後の方針については医師によりいろいろな考え方がありうると思います。
もし私がまつさんと同じ立場なら、不安を払拭するためにも、入院された耳鼻咽喉科に相談し、大学病院の膠原病内科を紹介してもらって、早く結論を出してもらうようにすると思います。
ご回答いただいた
古家英寿 先生
ドクターご専門 | 呼吸器内科、一般内科、免疫学、臨床薬理学 日本内科学会認定内科専門医、米国内科専門医会上級会員、日本臨床薬理学会指導医、医学博士 |
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ご経歴 | 山口大学医学部卒業 熊本大学第一内科大学院卒業 |
先生からの一言 | 今度からこのサイトで皆さんの御相談にお答えすることになりました。医療に100%はありませんが、皆さんの御役にたてるようにがんばりたいと思います。 |
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