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年代別の対策を!女性の骨粗鬆症(骨粗しょう症)

ロコモティブシンドロームを引き起こす骨粗鬆症(骨粗しょう症)などの病気は、閉経を迎えた高齢の女性で多くみられます。そのため、若い頃から健康な骨づくりをこころがけることが大切です。それぞれの年代に合った骨粗鬆症(骨粗しょう症)の予防法を紹介します。

女性ホルモンは骨にも関係がある!?

女性ホルモンは骨にも関係がある!?

エストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンは、女性らしい体つきにしたり、排卵をコントロールしたりすることで知られています。ほかにも、古い骨が破骨細胞に壊されるのを抑えるはたらきがあり、エストロゲンの分泌量が低下する閉経後は骨量も低下してしまいます。
このような背景から、起立や歩行が困難なロコモティブシンドローム(運動器症候群:通称ロコモ)を引き起こす骨粗鬆症(骨粗しょう症)などの病気は、高齢の女性で多くみられます

年代別の骨粗しょう症対策

骨粗鬆症を予防するには、若い頃から健康な骨づくりをこころがけることです。また、年齢とともに、意識的に骨に良い生活を送ることも重要となります。それぞれの年代に合った対策で、強い骨を目指しましょう。

●10代〜20代の骨粗しょう症対策

骨が形成されるこの時期は、無理なダイエットは避け、栄養バランスのとれた食事をこころがけます。強い骨づくりには、骨にある程度の負荷をかけることが欠かせないので、部活動などを通して定期的に運動をしましょう。

●30代〜40代前半の骨粗しょう症対策

家事や仕事に追われ、栄養の偏った食事が続く、十分な睡眠時間がとれないなど、生活が不規則になりがちなのがこの年代です。乳製品でカルシウムを、魚でビタミンDを、緑黄色野菜でビタミンKを摂るなど、骨づくりに必要な栄養を意識して食事をするようにしたいもの。特に妊娠・授乳中は、カルシウムが不足しないように気をつけましょう。

●40代後半〜50代の骨粗しょう症対策

骨量が低下し始めるこの時期は、将来に向けて、バランスのよい食事と適度な運動を続ける習慣をもつようにします。この年代に多くみられる、高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などは骨量の低下にもつながるため、これらの生活習慣病を予防するためにも、日頃の生活を見直しましょう。早期発見のために、この時期から骨密度測定を定期的に受けることができれば理想的だと言えます。

●60代以上の骨粗しょう症対策

もっとも発症しやすいこの年代は、予防の基本となる栄養バランスのとれた食事、定期的な運動、体内でビタミンDをつくるのに欠かせない日光浴を習慣にしましょう。すでに骨量が低下していることが考えられるため、早期発見・早期治療のために、定期的な検査も続けます。また、転倒による骨折を防ぐために、つまずかないように床に物を置かない、夜中にトイレに向かう通路に照明を設置する、可能であればトイレや浴室に手すりを設置するなど、家の中の環境にも気を配るようにしましょう。

骨粗鬆症(骨粗しょう症)による骨折は、要支援・要介護が必要となる原因の上位を占めます。本人が気をつけるのはもちろんのこと、両親が高齢の場合などは、家族などまわりの人のサポートも重要となります。

かかりつけの婦人科で診てもらうことも可能

骨粗鬆症(骨粗しょう症)は、主に整形外科や内科、外科にかかる人が多い病気ですが、女性に多いという特性上、婦人科で診てもらうこともできます。痛みがある場合は整形外科を受診することがすすめられますが、痛みの自覚はないが骨について相談したいという場合は、かかりつけの婦人科を受診しても良いでしょう。

公開日:2013/10/28
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