炭の活躍は食べ物だけではありません。ストレス解消、リラックスにも効果を発揮します。お風呂や眠るときの使い方をご紹介します。炭を使い始めるときは、まず一度たわしで流水にさらしながら洗うと良いでしょう。
炭で、お風呂がもっと良くなる!

炭のさまざまなパワーで、自宅のお風呂が温泉のようになります。さらにほかにも、備長炭自体がアルカリ性なので、お湯をアルカリ性に変え、アルカリ温泉と同じ効果にも。こうした効果で、リウマチ、五十肩、腰痛、冷え性の緩和も期待できます。
お風呂が温泉になる?「炭」のパワー
- ●浄化効果
塩素や菌、湯あかなどを吸着、浄化して水がキレイになります。お湯も長持ちし、湯あかがつきにくく、浴槽が汚れにくくなります。
- ●脱臭効果
カルキ臭が取り除かれ、鼻にツンとくる感じが薄れます。
- ●ミネラル効果
温泉のようにミネラル分が溶けこみ、お肌がツルツルになります。
- ●マイナスイオン効果
マイナスイオンで、やわらかい水になり、ピリピリした感じがなくなります。
- ●遠赤効果
遠赤外線で温泉のように体の芯まで温め、血行が良くなり疲労回復につながります。湯冷めもしにくくなります。
- 入浴の約2~3時間前には、 300~500g程度を網などに入れて、浴槽に入れましょう。
- お風呂を沸かします。
- 沸かしかえす場合は、炭はそのまま入れておいても構いません。
- 給湯式のお風呂では、お湯の注ぎ口に近いところに下げ、入浴前に少し時間を置くようにします。
- 7~10日に1回は水洗いし、天日乾燥させます。
- 半年から1年程度は使えるようです。
- 使用済の炭は、消臭剤、庭の土壌改良剤として再利用します。
炭で、ぐっすり眠ろう!
炭の入ったまくらや布団なども売り出されています。炭は、快い睡眠ももたらしてくれるからです。「なんだか、気持ちよく眠れない…」という方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
素晴らしい睡眠をもたらす「炭」のパワー
- ●調湿効果
人は眠っている間にコップ1~2杯もの汗をかくと言われています。炭は表面に無数の孔(あな)があり、これで湿気を吸い取ってくれます。つまり寝汗で不快になることなく、快適に眠れるので、熟睡しやすくなります。
- ●脱臭効果
汗が酸化して起こる、なんとなく嫌~な布団の臭い。臭いも吸い取って解消するので、気持ちよく眠れます。
- ●遠赤効果
体温で温まった炭は、遠赤外線を発生します。つまり、ただ寝ているだけで、温泉に入っているのと同じ効果が得られます。冷えにくいため、寒さで夜中に目が覚めるということも減るでしょう。
- ●マイナスイオン効果
マイナスイオンには、副交感神経にはたらきかけ、気分を穏やかにする鎮静作用があります。このため、森林浴をしているような爽やかさで眠れ、目覚めもスッキリします。