健康な髪、つやつや髪になるためには、正しいシャンプー・リンスの仕方を知ることが必要です。また、食べ物で体の内部から髪をつやつやにするのもいいでしょう。ヘアカラーを楽しむ人は、それぞれの薬品の特徴を知って使うようにしましょう。
髪を洗うときには、まずシャンプーを使う人が多い。ただ、闇雲にシャンプーをつけて、ごしごしとすればいいわけではない。これではかえって髪を傷めてしまうことにもなる。髪の健康状態を左右するのは地肌。地肌に注目しよう。
リンスとは、洗ったあとの髪の毛どうしの摩擦やパサつきを抑えるために、表面をコートするもの。
トリートメントとは、髪の内部に浸透して栄養分を補給し、ダメージを補修する効果があるもの。
リンスかトリートメントか、どちらを使うのかは髪の状態に合わせればよい。
昔は、シャンプーがアルカリ性だったため、それを酸性に戻すためにリンスを用いていたが、最近のシャンプーは酸性のものが多くなっているため、必ずしもリンスをする必要はないようだ。
髪の毛は「ケラチン」と呼ばれるたんぱく質からできている。ということは、たんぱく質は欠かせない。しかも、このケラチンはアミノ酸をたくさん含んでいる。そこで、上質なアミノ酸を含んでいるたんぱく質を食べよう。
●この食べ物は、大豆、いわし、肉、卵など。
ビタミンは、血行をよくして皮膚を丈夫にし、抜け毛を防ぐはたらきがある。ぜひ、たっぷりとるべし!
●この食べ物は、小松菜、ほうれん草、ごま、紅花油、ナッツ類など。
ぬめりのある食品は、髪につやを与え張りをよくする効果があると言われている。ぬめぬめした食べ物をたんぱく質と一緒に料理して食べよう。
●この食べ物は、ワカメ、昆布などの海草類、山いも類、納豆、オクラなど。
結局は、体に健康な食品をバランスよくとっていれば、髪の毛も健康になる!
最近は、髪を染めていることは珍しくない。しかも、プロにお願いするのではなく、自分でカラーリングする人も少なくない。しかし、何度も繰り返していれば、髪を傷めることになる。それぞれの特徴を知って、使うものを決めよう。