サンマはイワシなどと同様、背の青い魚です。もちろん、栄養はたっぷり!「EPA」や「DHA」が豊富で、血液をサラサラにするといわれています。また、良質なたんぱく質やビタミンも豊富です。
サンマは漢字で「秋刀魚」と書く。サンマは春、千島列島付近の海域で過ごし、夏の初めごろに北海道の道東や三陸沖にやってきて産卵のための栄養を蓄える。そして、太平洋岸を南下していく回遊魚だ。中には日本海へ入るものもいるが、どちらかといえば太平洋でよく捕れる魚である。
だいたい、8月中旬から下旬に漁獲が解禁になるため、9月からは安くておいしいサンマが食べられるというわけだ。
※海域によっては7月に解禁になるところもあり、7月初旬ごろの新物のサンマは1匹1,000円前後で売られることも!
サンマはイワシなどと同様、背の青い魚である。もちろん、栄養はたっぷりだ。
よく耳にする「EPA」や「DHA」。素晴らしい効果のあるEPAやDHAは、脂に含まれている。といっても、豚肉や牛肉などの蓄肉にはほとんど含まれておらず、また、体内でつくりだすこともできない。
つまり、魚の脂から豊富に摂るのが一番効率的なのだ。
たんぱく質が豊富な食物といえば、すぐに肉を思い浮かべるが、魚のたんぱくもかなり良質である。魚のたんぱく質は、肉類に比べて消化されやすいものが多く、幼児からお年寄りまで幅広く食べることができるのだ。もちろん、含まれている量も肉類と変わらない。
サンマにもいろいろなビタミンが含まれている。 特に、貧血によく効くと言われているビタミンB12はほかの魚の3倍以上、目に効くと言われるビタミンAは牛肉の12倍とも言われている。また、若返りに効果あり(!)ともされているビタミンEも含まれている。
栄養たっぷりのサンマ、旬の今、食べるっきゃない!