用語解説

ピックウィック症候群

ぴっくうぃっくしょうこうぐん
高度の肥満、昼間の居眠り、夜間の呼吸中断が基本的な症状で、睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状を持つ。肥満のため上気道が狭くなり、肺に出入りする空気の量が少なくなるのが原因。長期間続くと筋肉のけいれん、全身の皮膚のチアノーゼ、心不全などが見られるようになる。ディケンズの小説「ピックウィッククラブ」に出てくるジョーという登場人物が太っていて、いつもうとうとしていることに由来している。
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