コンビニのお弁当や外食に偏ると、栄養不足になって頭痛を改善することができません。「頭痛持ち」のあなたは、普段から緑黄色野菜や大豆、乳製品を多く摂るように心がけましょう。反対に、身近な食品が頭痛を誘発することもあるのでご注意!また、ハーブを上手に使うことで頭痛の予防&改善もできるのです。
食生活とあなたの頭痛の深~い関係で説明したように、食事と頭痛は深い関係がある。ところが「平成12年度 国民栄養調査(厚生労働省)」によると、ほとんど毎日1回は外食を利用する人の割合が男女とも若い世代で多く、外食率の高い人ほど緑黄色野菜が足りない傾向にあるという結果が出ている。
外食の利用頻度
外食の利用頻度別に見た緑黄色野菜の摂取量
特に女性の緑黄色野菜の摂取量が少ないことが気になる。緑黄色野菜といえばビタミン類の宝庫。またマグネシウムは魚介類や大豆製品に多く含まれ、本来なら和食で補えるのだが、外食ではどうしても洋食メニューにかたよりがち…。こうした食生活では、自ら頭痛を招いているようなもの。バランスよく食べることを心がけ、頭痛を予防・改善しよう!
食事はあなたの生活を楽しく、豊かにするもの。あれもこれも食べちゃダメ!となると日常生活がストレスだらけになってしまう。頭痛のタイプによって、OKとNGが別れてくるものもあるので、代表的なものだけでも覚えておくと便利かもしれない。
ただし、頭痛と食品の関係には個人差があるもの。NGとなっていても、いつも食べていて特に頭痛の引き金にならないものなら、もちろんあなたにとってはOKな食品なのだ。
片頭痛は血管が拡張して痛む
緊張型頭痛は後頭部などの筋肉が収縮して痛む
ハーブも頭痛改善の味方。「片頭痛持ち」のあなたは、血管収縮作用や鎮痛効果のあるものを選んでハーブティーにして飲んだり、お料理に使ってみてはいかが?
「緊張型頭痛」のあなたなら、筋肉の緊張を取り除くため、お風呂に浮かべてリラックスする方法もおすすめだ。
ひとり当たりのハーブの分量…生なら5~6輪(枚)、乾燥させたものなら小さじ1杯を目安に。