身体活動は、安静にしている時よりも多くのエネルギー消費を伴います。体を動かす活動は、すべて身体活動なのです。
健康を維持するためにも、日々の生活の中の身体活動の見直しを図り、またそれを健康づくりにも役立ててゆくことが大切です。
身体活動が活発であると、次のような効果があります。
身体活動を活発にすると、次のような生活習慣病の予防と改善に役立ちます。
大腸がんなど一部のがんに対して予防効果があるという報告もなされています。
体をよく動かすことは、ストレス解消にも役立ちます。
気分転換、不安感や抑うつ感の予防・改善にも効果があります。
フットワークが軽くなり、精神的にも能動的になることによって、新しい人間関係づくりに役立ちます。一方で、ボランティア活動へ参加すれば社会貢献への道が広がり、視野も広がってきます。
○3個以上あてはまる:身体活動不足の始まり
○5個以上あてはまる:身体活動が足りません
○10個以上あてはまる:要注意。健診を受けて適切な運動を指示してもらいましょう。
注)6.8.9.11.は病気が原因のことがあります。一度医師の健診を受けてみましょう。
出典:「健康づくりのための年齢別・対象別身体活動指針」(財)日本食生活協会、平成9年)