疾患・特集

肥満を防ぐ食生活

肥満の原因は過剰なカロリー摂取

肥満は消費される以上のカロリーを摂取したため、体に脂肪が必要以上に付いた状態です。体は余分なエネルギーがあると、脂肪にして蓄えてしまいます。
男性は体重に対して25%以上、女性は30%以上の脂肪があると、肥満症に入ります。肥満の予防や減量をするには、まず摂取カロリーを減らすことです。そして、食事の取り方や内容も考えることが必要です。

脂肪や砂糖を控え、緑黄色野菜を

肥満の予防や治療には、脂肪や砂糖を控え、ビタミンやミネラルを多く含む緑黄色野菜や海草、きのこなどを多く取ることが大切です。これらはカロリーが少ないので、いくら摂っても太りません。
しかし、海藻やコンニャクのようなカロリーのない食品ばかり食べていたのでは、たんぱく質やビタミン・ミネラルが取れません。極端なダイエットは、脂肪だけでなく、体に必要な筋肉も減らしてしまうので、食事の内容には十分な気配りが大切です。
今は多くの人がカロリーの60%を脂肪と砂糖で摂っているといわれています。