胃痛・胃もたれに効くツボ、漢方薬を紹介します。
向こうずねの外側で、ひざ下へ指4本分下がったところです。押すとビーンとした痛みがあります。ここを親指で強めにしっかりと、3~5秒ぐらいずつ10回指圧します。
みぞおちの中央で胸骨の下端から指3本分下のところにあります。あおむけに寝てひざを立て、息を吐きながらこのツボを4本の指でやさしくじんわり押します。だんだん胃のあたりがすっと気持ちよくなっていくはずです。
タイプ | 漢方薬 |
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ストレス性の胃痛や胸やけ、急・慢性の腹痛 | 安中散(あんちゅうさん) |
みぞおちが張る感じがして吐き気がある、便秘と下痢を繰り返す | 半夏瀉心湯 (はんげしゃしんとう) |
胃が重く、めまいや頭痛、目の奥の痛みを伴う | 苓桂ジュツ甘湯 (りょうけいじゅつかんとう) |
胃炎がある場合は、食べ過ぎず(過食は炎症をひどくする)、睡眠をよくとり、ストレスをためないよう注意します。大根や麦をよく食べるとよいでしょう。
胃下垂の場合は、消化のよいものを食べ、冷たいものは避けます。朝鮮人参入りの薬用酒を飲むのもよいでしょう。