用語解説

デング熱

でんぐねつ
海外から持ち込まれるいわゆる輸入感染症のひとつ。病原体は、東南アジアに常在するフラビウイルスで、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカが媒介する。感染すると5~7日の潜伏期間ののち、悪寒、高熱、頭痛、関節痛、発疹などの症状を呈する。高熱が一度下がり、再び上がってまた下がるという発熱パターンが多い。再感染したときは、発病後数日して、デング出血熱やデングショック症候群の症状を呈する。治療は対症療法のみである。
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