用語解説

声帯結節(謡人結節)

せいたいけっせつ(ようじんけっせつ)
声帯の両側に、タコやマメのような結節ができる病気。まれに片側だけにできることもある。声が出にくい、声がかすれるなどの症状が現れる。主な原因は、発声の際に、声帯が長時間摩擦することなど。発声時間が長い、あるいはよく大きな声を出すことで起こるため、歌手やナレーター、教師などの職業の人や、大声でしゃべる子供に多い。治療は、声帯を安静にすることが重要だが、発声法の改善や、薬物治療なども行われる。それでも改善しない場合や、早期に治したい場合は、結節の切除が行われることがある。子供は、変声期を過ぎると症状が自然に軽快することが多い。
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