用語解説

再生不良性貧血

さいせいふりょうせいひんけつ
骨髄が正常に働かず、赤血球や白血球、血小板などの血液成分が十分に造られない病気で、厚生労働省から特定疾患(難病)に指定されている。赤血球の減少により頭痛やめまいが起きる、白血球の減少により感染症にかかりやすくなる、血小板の減少により出血しやすくなるなどの症状が現れる。遺伝や薬剤、放射線、ウイルスなどが影響する場合を除き、はっきりした原因は分かっていないが、免疫細胞が自分の細胞を攻撃する自己免疫が関係すると考えられている。免疫抑制療法や骨髄移植などによって治療する。
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