用語解説

好酸球性肺炎

こうさんきゅうせいはいえん
炎症を引き起こす炎症細胞である、好酸球という白血球の一種によって発生する肺炎。アレルギー反応や寄生虫の感染によって、体内で増えた好酸球が肺に集まることなどで起きるが、多くの場合の原因は不明。若者の場合、喫煙や風邪薬の服用が引き金となって急性好酸球性肺炎が起きることもある。主な症状は咳や発熱で、急性のときは呼吸困難も現れる。治療法として、花粉やカビなど、好酸球が増える原因となった物質がわかっている場合はその原因物質を取り除き、わからない場合はステロイドを投与する。
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