用語解説

下肢静脈瘤

かしじょうみゃくりゅう
妊娠や運動による静脈圧の上昇や外傷、静脈炎などが原因となって静脈血の逆流が起こり、瘤が形成されたもの。下肢、とくに脾腹部の倦怠感や疼痛、掻痒感、夜間の筋肉痙攣などが主な症状で、膨らんで蛇のように見える静脈とともに下腿や足部の浮腫、色素沈着、湿疹、潰瘍形成なども見られる。長時間の立位を避けたり、弾力包帯や靴下の着用などのほか、根治的には外科的な治療法を用いる。
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