用語解説

高マグネシウム血症

こうまぐねしうむけっしょう
血中のマグネシウム濃度が高くなる症状。腎不全患者でマグネシウム塩を摂取している場合や、一部の制酸薬や下剤などマグネシウムを含む薬の投与を受けている場合に発生する。脱力感、低血圧、呼吸障害などが見られ、重症の場合には心停止が起こることもある。重度の場合は、グルコン酸カルシウムや利尿薬の静脈内投与によって腎臓でのマグネシウム排出量を促がすが、腎臓がうまく機能していない場合には、透析が必要となる。
「高マグネシウム血症」についてもっと調べる