用語解説

エルゴタミン製剤

えるごたみんせいざい
酒石酸エルゴタミンを主成分とした、片頭痛発作時(急性期)の治療薬。血管の平滑筋を収縮させることによって、頭痛をやわらげる。片頭痛の前兆期もしくは発作時に飲む薬で、他の片頭痛薬の出現により、使われることが減ってきている。主な副作用は吐き気や嘔吐など。高血圧、狭心症、緑内障など、血管収縮により病状が悪化する可能性のある人および妊婦は使用できない。
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