用語解説
アスピリン喘息
あすぴりんぜんそく
喘息患者の中には10％程度、アスピリンの摂取により発作を起こす者がみられる。中年女性に多く、慢性副鼻腔炎や鼻たけを合併していることが多い。これらの患者はアスピリン以外にもインドメタシン、イブプロフェンなどの非ステロイド性解熱鎮痛薬や食物添加物である黄色4号で発作を起こす場合もある。通常はこれらの物質を避けるが、あえて生体内に投与し、アレルゲンに対する過敏反応を軽減させる減感作療法も行われている。
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