
血圧は測定時の条件により変動します
血圧は変動するものです。
診察室血圧と家庭血圧とでも変動しますが、通常では家庭血圧の方がやや低めです。
血圧は背もたれつきの椅子に足を組まずに座って、数分の安静後に測定します。
足を組んだり、正座して測ると高くなります。
血圧を測定する時に使うゴム嚢に入ったカフの位置によって、座位から立位になった時に高くなる人と低くなる人といます。
低くなる人は起立性低血圧といわれることがあります。
立位で血圧が高くなるのは、頭に行く血液が少なくならないように、頚動脈や大動脈に存在する血圧調整装置が働いて、血圧を変動させます。
身体がゴムまりのようにボンボン弾むとのことですが、何が原因かよく診てないと分からないのですが、むくみではないでしょうか。
また、脈拍に呼応してボンボン弾むことはないでしょうか。
血圧との関連も考えられます。

板倉 弘重 先生
ドクターご活躍の場所 | 医療法人社団エミリオ森口 芝浦スリーワンクリニック 名誉院長 日本動脈硬化学会 名誉会員 日本ポリフェノール学会 理事長 日本栄養・食糧学会 名誉会員 日本臨床栄養学会 理事長 国立健康・栄養研究所臨床栄養部長 ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授 |
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ご専門 | 動脈硬化、栄養関係、高脂血症、糖尿病、高血圧など 認定臨床栄養指導医 |
ご経歴 | 東京大学大学院医学研究科博士課程修了後、同大学第三内科入局。 カリフォルニア大学サンフランシスコ心臓血管研究所留学、国立健康・栄養研究所臨床栄養部長、ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授。 2000年から2010年まで茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科教授。 日本臨床栄養学会理事長、日本栄養改善学会理事、日本栄養・食糧学会副会長、日本動脈硬化学会評議員名誉会員、日本病態栄養学会理事、第33回日本動脈硬化学会総会会長などを歴任。 2006年「瑞宝双光章」受賞。 2009年度国際栄養学連合(IUNS)のFellowに認定(栄養学研究分野で顕著な貢献をした世界の研究者10名の1人)。 2010年「動脈硬化疾患の予防と治療に関する栄養学的研究」により日本栄養・食糧学会功労賞を受賞。 芝浦スリーワンクリニック名誉院長 |
所属団体 | 日本内科学会、日本動脈硬化学会 名誉会員、日本ポリフェノール学会 理事長、日本老年医学会、日本肥満学会、日本栄養・食糧学会 名誉会員、日本臨床栄養学会 監事、日本栄養改善学会、日本健康・栄養システム学会 理事長 |
先生からの一言 | 楽しく健康になりましょう。 |
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