おしえて先生

非定型うつ病

麻奈美(#)・20~29歳女性 2013/04/15 投稿

私は、非定型うつ病です。
働いてないので一日中家で過ごしています。
家にいるときは、食べてるか、寝てるかです。
ただ、寝ても寝ても、常に眠く、いくら食べてもすぐお腹が空いてしまうので、ひどいストレスです。
家族はみんな仕事があるので、昼間は私ひとりです。
それのせいで余計寝たり、食べたりしてしまうのです。

何度も、克服しようと思いダイエットと規則正しい生活を試みましたが、結局長続きせず、我慢した分かえって太ってしまいました。
こんな生活じゃダメだと思い、真剣に悩んでいます。
病院には、一時期行っていたのですが、最近は行かなくなってしまいました。
やっぱり、きちんと病院に行った方がいいのでしょうか?

生活リズムの改善のためにも病院へ

非定型うつ病は、女性に多く、症状として体重や食欲の増加や過眠がみられたり、手足が鉛のように重く感じたり、他人に拒否されたと過剰に反応する傾向が見られます。
パニック障害社交不安障害(社会不安障害)などの不安障害が併発していることもあります。
薬物療法や認知療法、電気けいれん療法が有効なこともありますので、病院に通院された方がよいと思います。

昼間一人の生活で、生活リズムが崩れていると考えられているようなので、生活リズムの改善を目的とした入院治療を受けたり、デイケアーを利用されても良いと思います。

ご回答いただいた

半田(伊藤)容子 先生

ドクター
ご活躍の場所 八事クリニック 院長
ご専門 心療内科、精神科、医学博士、精神科専門医、精神保健指定医、日本精神分析学会認定精神療法医、認定産業医
ご経歴 名古屋大学医学部、名古屋大学大学院医学系研究科卒業
名古屋大学付属病院
愛知県立城山病院
生々会松蔭病院を経て
八事クリニックを開設
所属団体 日本精神神経学会、日本精神分析学会、日本うつ病学会、
日本精神病理・精神療法学会
先生からの一言 明るく穏やかな生活を奏でる為に、皆様のお役に立てたら幸いです。