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ビビアント錠20mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ビビアント錠20mg
主成分 バゼドキシフェン酢酸塩
分類名称 他に分類されない代謝性医薬品
剤形 淡黄色の錠剤、長径11.1mm、短径6.1mm、厚さ5.0mm
商品画像
製薬会社 ファイザー株式会社
効能 閉経後に女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下したことによってバランスを崩した骨の代謝を正常に近づけます。その結果、骨量の低下を改善し、骨折の危険性を減らします。
通常、閉経後骨粗鬆症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。静脈血栓塞栓症またはその既往歴、抗リン脂質抗体症候群、高トリグリセリド血症の既往、腎機能障害、肝機能障害がある。手術の後や長期に安静が必要など、長期間寝たきりまたはそれに近い状態にある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、1回1錠(バゼドキシフェンとして20mg)を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 静脈血栓塞栓症があらわれることがあります。足の痛み・むくみ(片方のふくらはぎが赤くはれる、ふくらはぎを押すと痛むなど)、急に息苦しく感じる、息切れ、胸の痛み、急な視力の低下・文字や形がみえにくい・視野の異常などの症状があらわれた場合には、飲むのをやめ、ただちに医師に相談してください。
  • 静脈血栓塞栓症を起こすおそれが高まるため、手術をした後や長期安静期など、長期間寝たきりまたはそれに近い状態になる場合には、医師と相談の上、薬を飲むのをやめ、完全に歩行できるようになるまで、使用を再開しないでください。また、長時間にわたって飛行機や車に乗る場合など、長期間不動状態となる場合には、前もって医師または薬剤師に相談してください。
  • カルシウムやビタミンDが不足している人は、医師に相談し、カルシウムやビタミンDを補ってください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、発疹、血管拡張(ほてり)、腹痛、口渇、貧血、線維嚢胞性乳腺疾患(乳腺症、乳腺嚢胞)、筋痙縮(手足の筋肉のつっぱり、下肢痙攣)、関節痛、耳鳴などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 足の痛み・むくみ、突然の呼吸困難・息切れ・胸の痛み、急な視力低下 [静脈血栓塞栓症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 他に分類されない代謝性医薬品
    同じ成分の薬を探す バゼドキシフェン酢酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す ファイザー株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳025~29歳2,978
    30~34歳030~34歳6,492
    35~39歳035~39歳22,269
    40~44歳040~44歳81,313
    45~49歳045~49歳341,858
    50~54歳050~54歳1,414,700
    55~59歳1,04055~59歳3,925,652
    60~64歳1,40360~64歳7,905,769
    65~69歳1,86265~69歳14,709,550
    70~74歳3,94970~74歳16,793,677
    75~79歳3,25975~79歳18,197,856
    80~84歳7,52180~84歳14,626,110
    85~89歳5,62485~89歳9,350,045
    90歳以上2,11790歳以上4,617,264