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ボイデヤ錠50mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ボイデヤ錠50mg
主成分 ダニコパン
分類名称 他に分類されない代謝性医薬品
剤形 白色円形の錠剤、直径約8mm、厚さ約3.8mm
商品画像
製薬会社 アレクシオンファーマ合同会社
効能 感染症などから自分を守る免疫系の一つである補体と呼ばれる免疫システムのうち、補体D因子を阻害することで、赤血球が壊れることを防ぎます。
通常、発作性夜間ヘモグロビン尿症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。髄膜炎菌感染症にかかっている、または既往歴がある。感染症にかかっている、またはその疑いがある。腎機能障害、肝機能障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回3錠(主成分として150mg)を1日3回食後に服用します。効果が不十分な場合は、1回4錠(200mg)まで増量されることがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 補体(C5)阻害剤による適切な治療を行っても十分な効果が得られない場合に、補体(C5)阻害剤と併用して服用します。
  • 髄膜炎菌感染症予防のため、髄膜炎菌ワクチンの接種歴が確認されます。接種が確認できない場合、または追加接種が必要な場合は、原則、この薬の服用を開始する少なくとも2週間前までに髄膜炎菌ワクチンを接種してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。急に飲む量を減らしたり、服用を中止した場合に、肝機能障害があらわれることがあります。服用を中止する場合は、医師の指示に従って飲む量を減らしてから服用を中止します。
  • 生活上の注意
  • 肝機能検査値異常(ALT増加など)があらわれることがあるので、本剤の服用開始前および服用期間中は定期的に肝機能検査を受けてください。
  • 他の医師を受診する場合は、「患者安全性カード」を見せ、必ずこの薬を服用していることを医師または薬剤師に伝えてください。
  • 副作用 主な副作用として吐き気、発熱、肝機能異常、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、頭痛、項部硬直 [髄膜炎菌感染症]
  • 発熱、寒気、体がだるい [重篤な感染症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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