用語解説

葉酸

ようさん
ビタミンB群の一つ。遺伝子の合成や細胞分裂に不可欠で、妊娠中の女性は特に積極的な摂取が必要。厚生労働省でも、妊娠を希望するすべての女性に対し、1日0.4mgの葉酸の摂取を勧めている。一方、赤血球を作って悪性貧血を予防したり、口内粘膜を強化して口内炎などを予防する作用も。がん予防に役立つともいわれる。さらに、血液中に蓄積するホモシステインの濃度を下げ、心臓病や脳卒中のリスクを軽減させるという報告もある。食品では緑黄色野菜・レバー・卵黄・胚芽・牛乳などに多く含まれる。
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