用語解説

マゴット治療

まごっとちりょう
壊疽(えそ)や壊死が起きた組織を、無菌状態で育てたマゴット(ハエの幼虫)に酵素で溶かして食べさせることによって除去する治療法。糖尿病が原因で起こる足の潰瘍や壊疽、うっ血や神経の異常による足の潰瘍、褥瘡(じょくそう)などの治療に用いられる。組織が溶かされる際に、痛みや発熱、臭いを発することがあるが、正常な細胞が溶かされることはない。マゴット療法、マゴットセラピーとも呼ばれる。
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