用語解説

晩発性皮膚ポルフィリン症

ばんぱつせいひふぽるふぃりんしょう
肝臓に蓄積されたポルフィリンという物質が、血液の成分である血漿(けっしょう)を通って皮膚へ送られた結果、皮膚に太陽の光が当たると、水疱ができるようになる病気。水疱の大きさは様々で、主に顔や腕、手の甲などに、繰り返しできる。かさぶたができ、あとが残ることのほか、体毛が濃くなることもある。発症のきっかけは、過度の飲酒や喫煙、体内の鉄分の増加、C型肝炎ウイルスの感染など。一般的に、血液を抜き取る瀉血(しゃけつ)で治療する。また、悪化を招く飲酒を控えるよう、注意する必要もある。
「晩発性皮膚ポルフィリン症」についてもっと調べる