用語解説

発作性上室性頻拍

ほっさせいじょうしつせいひんぱく
脈拍が乱れる不整脈の一種。心臓を収縮させる電気回路である刺激電動系のうち心房や房室結節、ヒス束と呼ばれる部位において刺激が異常な回路を作って回り続けるために起きる発作性の頻拍である。正常であれば一分間に60~70回の心臓の収縮が、一分間に180回~200回ほどにまで増える。冷や汗、めまい、息切れ、動悸、胸の痛み、息苦しさなどが現れ、失神することもある。健常者でも過労や睡眠不足、喫煙などがひきがねになって起こることもある。
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