用語解説

腹水

ふくすい
腹部には腸の前と腹壁との間に腹腔と呼ばれる空間があり、そこに血管やリンパ管から漏れ出した液が溜まることを言う。肝疾患のほか、腎疾患、腹部悪性腫瘍、心疾患、栄養障害、婦人科疾患などが原因となる。腹水が1L以上溜まるとお腹が膨らんで見え、ベルトがきつくなる、体重が急増する、食欲の低下などが現れる。治療としては塩分の摂取を控え、原因となる病気の治療を行いながら、利尿剤で腹水を排泄することが原則となる。
「腹水」についてもっと調べる