用語解説

橋本病

はしもとびょう
甲状腺ホルモンの産生が不十分なために起こる自己免疫疾患。全身の新陳代謝が衰え、体重の増加、便秘、冷え症などがあらわれる。皮膚や毛髪は乾燥し、脈拍は遅くなり、手がうずいて痛む手根管症候群やまゆの両端が次第に抜けるなどの症状も特徴として挙げられる。特に高齢者では錯乱、もの忘れなど、アルツハイマー病や認知症と間違えられやすい徴候が生じる。治療としては、不足している甲状腺ホルモンを薬として服用する。
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