用語解説

ダンピング症候群

だんぴんぐしょうこうぐん
胃の手術を受けた人に起こる、食後の不快な症状を言う。切った胃の縫い合わせた部分から小腸に食物が急速にダンプ(墜落)することから、ダンピング症候群と名づけられている。全身のだるさ、冷や汗、頻脈、めまいなどの全身症状と腹痛、下痢、嘔吐などの消化器症状が起こる。治療としてはタンパク質と脂肪が多く、糖質の少ない食事を1日に5~6回に分けて少しずつ摂る。消化性潰瘍の治療薬や抗不安剤が有効なこともある。
「ダンピング症候群」についてもっと調べる