用語解説

多発性硬化症

たはつせいこうかしょう
神経線維の外側をかこむ髄鞘が破壊される原因不明の病気。視力の低下、手足のしびれ、排泄困難や失禁、めまい、しゃべりにくい、飲み込みにくいなどの症状がある。症状が強くなる増悪期とやわらぐ緩解期があるが、次第にさまざまな症状が後遺症として残り、生活機能が失われ、知能が低下することもある。増悪期には入院し、副腎皮質ホルモン剤などを使用、緩解期には運動機能を改善させるためにリハビリテーションを行う。
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