用語解説

統合失調症

とうごうしっちょうしょう
罹患危険率が0.8%と、極めて頻度の高い精神疾患。主な症状は意欲減退、言語性幻覚、被害妄想、自我障害など。遺伝的要因と環境的要因が組み合わさって起こると考えられているが、正確な原因は不明。抗精神病薬、リハビリテーションと地域支援活動、心理療法が治療の柱となる。以前は「精神分裂病」と呼ばれていたが、社会的偏見があり変更すべきとの声が高まり、2003年日本精神神経学会により「統合失調症」にあらためられた。
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