用語解説

前頭側頭葉変性症

ぜんとうそくとうようへんせいしょう
脳の前頭葉や側頭葉を中心に、脳が徐々に萎縮していく病気。40~60歳代くらいに発症することが多い。前頭葉は言語・運動・思考や感情などに関わり、側頭葉は感覚・音声処理・言葉の理解や記憶などに関わる。同じ行動パターンをとる、機嫌が急に変わる、周囲への配慮に欠ける、落ち着かないといった、社会生活に支障が目立つのが特徴。また、失語症、認知機能障害、運動障害が徐々に進行する。原因不明であり、根本的な治療法は見つかっていない。
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