用語解説

スティーブンス・ジョンソン症候群

すてぃーぶんす・じょんそんしょうこうぐん
全身の皮膚と、口の内側や目、のど、肛門、陰部などの粘膜に、水ぶくれやただれ、赤い発疹などが現れる病気。高熱が出ることもある。多くの場合、市販の風邪薬や抗生物質・鎮痛薬などの副作用として発症する。病気のメカニズムはまだ分かっていないが、免疫反応の異常によるものだと考えられている。薬を服用した後、前述の症状や粘膜部分の痛み、排尿痛、排便痛、目やに、まぶたの腫れなどがみられた場合は、原因と考えられる薬の使用を中止し、受診することが重要となる。治療のため、入院が必要となることもある。
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