用語解説

口腔異常感症

こうくういじょうかんしょう
口の中に腫瘍や炎症がないのに痛みや乾燥感、知覚過敏、異物感などの異常を感じる病態を言う。心理的要因としては、歯科処置や粘膜の炎症などをことさら気にし続ける几帳面で完全癖な性格から来るストレス、不安などが多く、身体的要因には唾液腺機能の低下、血清鉄の低下などがある。腫瘍や炎症が無いか確認したのち、病気が原因でないときには口腔内を清潔に保ち、精神安定剤を用いる場合もある。
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