用語解説

吸収不良症候群

きゅうしゅうふりょうしょうこうぐん
栄養素がうまく吸収されず、栄養障害を起こす症候群の総称。原因はさまざまで、手術や腫瘍により腸粘膜が障害されたもの、肝臓や膵臓の病気で膵液や胆汁の分泌が障害されたもの、栄養素の吸収経路である門脈やリンパ管が障害されたものなどがある。下痢、脂肪便、体重減少、成長障害、骨軟化症などの症状が見られ、原因疾患の治療に加え、食事療法や栄養補充療法などを行う。
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