用語解説

一酸化炭素中毒

いっさんかたんそちゅうどく
酸素の200倍の結合力で血液中のヘモグロビンと結びつく一酸化炭素(CO)の吸入により、ヘモグロビンの酸素運搬能力が低下し、低酸素状態に陥る中毒。軽度の場合は頭痛、吐き気、嘔吐、体調不良を訴えるが、新鮮な空気を吸入することで回復する。中~重度の場合は、脳や神経への障害が甚だしくなり、錯乱、意識喪失、胸の痛み、昏睡などを起こして要救助状態になる。濃度1%では即死。それ以下でも後遺症を残すことが多い。
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