
ミソフォニアかもしれない
あ(4b465b678b)・16~19歳女性
2023/03/03
投稿
私は中学一年生辺りから家族の咀嚼音に嫌悪感を感じ始めました。
今は高校1年生なのですが、この4年間で咀嚼音に加え、飲み物を飲んだあとのため息、スープをそそる音、皿を叩く音(食べる時にスプーンと皿がぶつかり合う音)などにも嫌悪感を抱くようになりました。
この症状はミソフォニアなのでしょうか?中学一年生の時からミソフォニアではないのかと疑ってはいましたが親に意見を言うことができず、高校1年生になってしまいました。
そのため、病院に行くこともできていません。
今、兄が精神科に通っており、私までこのような精神疾患があるとわかってしまうと親の負担が増えてしまいそうで言うことができません。
やっぱり言った方がいいでしょうか?また、もし言って病院に行くことになったら何科に行くべきでしょうか?質問多くてすみません。

症状状態はミソフォニアであると思います
症状、状態はミソフォニアであると思います。
中学1年生くらいからであることから、思春期に発症する可能性のある統合失調症の症状の一部や強迫性障害の一部などの可能性もあります。
原疾患の有無を確認することが重要ですのでぜひ精神科を早めに受診してください。
原疾患がないときは、抗不安薬が効果的であることが多いので、この点においても精神科医とご相談ください。

牧野 真理子 先生
ドクターご活躍の場所 | 牧野クリニック(東京都中野区東中野) 診療部長 東邦大学医学部客員講師 JICA(国際協力機構)顧問医 優秀臨床専門医 アサヒビール産業医 オレンジページ産業医 日本心身医学会代議員 日本女性心身医学会理事 国際摂食障害学会会員 |
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ご専門 | 心身医学(心療内科) 女性の心身症(摂食障害など) 職場のメンタルヘルス 異文化間メンタルヘルス |
ご経歴 | 国公立大学卒業後、北里大学医学部卒業 メルボルン大学医学部大学院卒業 |
著書 | 『誰も私をわかってくれない:摂食障害・心の迷路』(悠飛社:1999) 『異文化ストレスと心身医療』(新興医学出版社:2002) 『もういいや!!と叫んで心の毒出しができるメンタルデトックス』(祥伝社:2005) 『うつにもいろいろあるんです。』<漫画 細川貂々> (オレンジページ:2011) 【共著】 『医療看護学』(中山書店) 『職場のメンタルヘルス』(南山堂)など多数 【連載】 『からだの本』(オレンジページ)「女性とうつ」連載中 |
所属団体 | 日本心身医学会代議員 日本女性心身医学会理事 国際摂食障害学会会員 |
先生からの一言 | メンタルヘルスの疾患も早期発見が早期回復につながります。 小さなことと思ってももし悩んでいるようでしたらお気軽にご相談ください。 |
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