
精神病についてご相談
わたしは5年前ほどに、パワハラが原因でうつ病と診断されています。
それから毎月病院に通ってはいますが、毎年9月~10 月はうつ病が再発してしまいます。
9月はうつ病の発症時期です。
主治医に相談しても、お薬を処方してくださるだけで、解決策や提案もありません。
たまにフラッシュバックが来て、起きていても寝ていても、この時期は心が安まることがありません。
何かリフレッシュ出来るような事、心が安まる事が出来るようなアドバイスはいただけませんか?
よろしくお願いいたします。

特別不調であるとはいえませんので、安心してください
ご指摘の通り、9月、10月は、気圧の変化が激しいため(台風など)自律神経が影響を受け、不調になる方は多いのです。
また一度自律神経系の不調になると些細な環境の変化で症状が増悪したりすることもまれではありませんので(自律神経が変化敏感になっているので)、
ご相談者の方が特別不調であるとはいえませんので、安心してください。
では不調に対する対処法ですが、体内時計を正常に保つことと良い睡眠を確保することにつきると思います。
体内時計は、太陽の光を浴びることでリセットされますが、決して朝の光でなくても効果はあります。
お昼頃~夕方の光でもよいので、そして手のひらだけでも良いので15分くらい光を受けるだけで充分効果が出ます。
手のひらのみですので顔が日焼けしてしまうことは心配無用です。それから、キノコも一緒に摂取するとビタミンDが活性化されるので、
骨粗しょう症などの予防にもなります。
それから睡眠は大切です。光を浴びることで、睡眠の質もよくなることは多いのですが、もし寝つきの問題、中途覚醒の問題、早朝覚醒の問題があれば、
主治医と相談し、お薬の処方を受けてもよいでしょう。
今は安全性の高いお薬も多く、漢方でも睡眠に良いものがありますので、主治医の先生とご相談くださいね。
参考までに漢方では、酸棗仁湯、半夏厚朴湯などがあります。昼間に飲むと眠くなる方もいるので、私は就寝前に2包処方することが多いです。もちろん保険もききます。

牧野 真理子 先生
ドクターご活躍の場所 | 牧野クリニック(東京都中野区東中野) 診療部長 東邦大学医学部客員講師 JICA(国際協力機構)顧問医 優秀臨床専門医 アサヒビール産業医 オレンジページ産業医 日本心身医学会代議員 日本女性心身医学会理事 国際摂食障害学会会員 |
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ご専門 | 心身医学(心療内科) 女性の心身症(摂食障害など) 職場のメンタルヘルス 異文化間メンタルヘルス |
ご経歴 | 国公立大学卒業後、北里大学医学部卒業 メルボルン大学医学部大学院卒業 |
著書 | 『誰も私をわかってくれない:摂食障害・心の迷路』(悠飛社:1999) 『異文化ストレスと心身医療』(新興医学出版社:2002) 『もういいや!!と叫んで心の毒出しができるメンタルデトックス』(祥伝社:2005) 『うつにもいろいろあるんです。』<漫画 細川貂々> (オレンジページ:2011) 【共著】 『医療看護学』(中山書店) 『職場のメンタルヘルス』(南山堂)など多数 【連載】 『からだの本』(オレンジページ)「女性とうつ」連載中 |
所属団体 | 日本心身医学会代議員 日本女性心身医学会理事 国際摂食障害学会会員 |
先生からの一言 | メンタルヘルスの疾患も早期発見が早期回復につながります。 小さなことと思ってももし悩んでいるようでしたらお気軽にご相談ください。 |
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