
膠原病の家族歴と妊娠
うりうた(#)・30~39歳女性
2014/09/29
投稿

発症、遺伝の可能性は低いと思われます
慢性関節リウマチの発症率は300人に1人くらいです。
家族に慢性関節リウマチ患者がいると発症率は約3.6倍になると言われています。
強皮症の発症率は1000人に1人という報告があります。
家族に強皮症患者がいてもそれが遺伝することは稀、とされています。
シェーグレン症候群は男性と女性の発症率が1:14です。
発症率の高い女性でも10万人に26人の発症率です。
遺伝する可能性は低いと考えられています。
あなたは現在、膠原病でない可能性が高いと思いますが、内科や膠原病内科を受診して血液検査を受けると、さらに明確な結論が出ると思います。
膠原病の治療もおっしゃる通り、日進月歩で進歩しています。
私個人の意見としては、二人目のお子さんを作ることに対して、医学的にそれほどリスクを考える必要はないと考えます。

古家 英寿 先生
ドクターご専門 | 呼吸器内科、一般内科、免疫学、臨床薬理学 日本内科学会認定内科専門医、米国内科専門医会上級会員、日本臨床薬理学会指導医、医学博士 |
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ご経歴 | 山口大学医学部卒業 熊本大学第一内科大学院卒業 |
先生からの一言 | 今度からこのサイトで皆さんの御相談にお答えすることになりました。医療に100%はありませんが、皆さんの御役にたてるようにがんばりたいと思います。 |
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