
脂質異常の夫の生活について
45才の主人のことでご相談させて下さい。
毎年の会社での健康診断で、総コレステロールと中性脂肪が異常に高いです。
総コレステロール値推移:255→250→現在232
中性脂肪推移:103→138→現在232
LDL推移:169→153→現在134
HDL推移:73→72→現在67
毎年「再検査」になってしまいますが、本人はのんきに構えてしまっていて、再検査を受けたことがありません。
食生活で甘いものが大好きなのですが、しつこいくらいにお願いして控えるようにし、また油っぽいものもできるだけ控えるようにしておりますが、数値を見る限り、もっと対策を練らなければならないようです。
夫の父が糖尿病ということもあり、遺伝的なものも心配です。
血糖推移は104→94→現在96。
運動は週1回のテニス程度なので、夜の30分程度のウォーキングを始めたところです。
今後食生活で注意しなければいけない点や、良いサプリメントがありましたら教えていただけませんでしょうか。
また、健康診断表の「肝機能」の「ZTT値」について疑問があります。
基準値が2.3~12.0のところ、主人は「1.3(今回) ← 1.3(前回) ←1.6(前々回)」と低めでチェックマークが入っていました。
脂質等が高い「高脂血症」の場合、ZTT値は増加するということらしいのですが、主人は逆に低すぎです。
これはどうとらえたらよいのでしょうか?
よろしくお願いします。

魚油由来の脂肪分とEPAなどのサプリメントで
血液中の脂質ではLDLコレステロールが少し下がり、中性脂肪が上昇傾向があります。
HDLコレステロールが高く良いことです。
内臓脂肪はどうでしょうか?
BMIや内臓脂肪を増やさないように適度の運動を続け、カロリー摂取が過剰にならないように注意してください。
脂肪分は魚油由来の油脂の割合を増やすようにします。
サプリメントでは、EPAを主体としたものがすすめられます。
ZTTは脂肪肝で低めに出ることがあります。
高脂血症ではTTTが高めに出やすくなります。
ご回答いただいた
板倉弘重 先生
ドクター| ご活躍の場所 | 日本動脈硬化学会 名誉会員 日本ポリフェノール学会 理事長 日本栄養・食糧学会 名誉会員 日本臨床栄養学会 理事長 国立健康・栄養研究所臨床栄養部長 ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授 |
|---|---|
| ご専門 | 動脈硬化、栄養関係、高脂血症、糖尿病、高血圧など 認定臨床栄養指導医 |
| ご経歴 | 東京大学大学院医学研究科博士課程修了後、同大学第三内科入局。 カリフォルニア大学サンフランシスコ心臓血管研究所留学、国立健康・栄養研究所臨床栄養部長、ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授。 2000年から2010年まで茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科教授。 日本臨床栄養学会理事長、日本栄養改善学会理事、日本栄養・食糧学会副会長、日本動脈硬化学会評議員名誉会員、日本病態栄養学会理事、第33回日本動脈硬化学会総会会長などを歴任。 2006年「瑞宝双光章」受賞。 2009年度国際栄養学連合(IUNS)のFellowに認定(栄養学研究分野で顕著な貢献をした世界の研究者10名の1人)。 2010年「動脈硬化疾患の予防と治療に関する栄養学的研究」により日本栄養・食糧学会功労賞を受賞。 芝浦スリーワンクリニック名誉院長 |
| 所属団体 | 日本内科学会、日本動脈硬化学会 名誉会員、日本ポリフェノール学会 理事長、日本老年医学会、日本肥満学会、日本栄養・食糧学会 名誉会員、日本臨床栄養学会 監事、日本栄養改善学会、日本健康・栄養システム学会 理事長 |
| 先生からの一言 | 楽しく健康になりましょう。 |





