おしえて先生

糖尿病で認知症の治療は

モモ(#)・40~49歳女性 2010/07/05 投稿

74歳の父が1年前、市の検診で前立腺に問題があり、大きな病院で一泊入院の検査をしたのですが、その際に癌の可能性もあると言われました。結局、癌ではなく薬の治療になりましたが、異常に心配性の父がそれをきっかけに精神状態が不安定になり、その年の年末には認知症の診断を受けました。
元々30年位、糖尿病もあり薬は服用してましたが、病気を怖がって前向きに関わらないできた結果、自暴自棄になり、薬を飲まず食事も最低限しか摂らず、家族の言う事も一切聞かないようになってしまい、2人暮らしの母が困ってます。
こういうケースは、どういう病院なら受け入れてもらえるのでしょうか?千葉県在住ですが、糖尿で通院していた病院では、「認知症もあると設備を整えてないから入院できない」と言われました。何とか治療を受けさせたいのですが、何か手立てはないものでしょうか?

認知症を専門とする病院を紹介してもらい受診を

糖尿病があると、血管障害や神経障害合併症として起こりやすいのですが、年をとると共にさまざまな形の認知症も発病しやすくなります。
認知症なのか、もし認知症ならどのようなタイプかよく診てもらうことが必要です。それによって治療法も変わってきます。薬が合えば症状も改善してくるでしょう。
入院する必要性についても診断してもらった方が良いでしょう。認知症を専門とする病院については、現在通院している病院から紹介してもらい、紹介状を持っていくのが良いと思います。

ご回答いただいた

板倉弘重 先生

ドクター
ご活躍の場所 日本動脈硬化学会 名誉会員
日本ポリフェノール学会 理事長
日本栄養・食糧学会 名誉会員
日本臨床栄養学会 理事長
国立健康・栄養研究所臨床栄養部長
ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授
ご専門 動脈硬化、栄養関係、高脂血症、糖尿病、高血圧など 認定臨床栄養指導医
ご経歴 東京大学大学院医学研究科博士課程修了後、同大学第三内科入局。
カリフォルニア大学サンフランシスコ心臓血管研究所留学、国立健康・栄養研究所臨床栄養部長、ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授。
2000年から2010年まで茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科教授。
日本臨床栄養学会理事長、日本栄養改善学会理事、日本栄養・食糧学会副会長、日本動脈硬化学会評議員名誉会員、日本病態栄養学会理事、第33回日本動脈硬化学会総会会長などを歴任。
2006年「瑞宝双光章」受賞。
2009年度国際栄養学連合(IUNS)のFellowに認定(栄養学研究分野で顕著な貢献をした世界の研究者10名の1人)。
2010年「動脈硬化疾患の予防と治療に関する栄養学的研究」により日本栄養・食糧学会功労賞を受賞。
芝浦スリーワンクリニック名誉院長
所属団体 日本内科学会、日本動脈硬化学会 名誉会員、日本ポリフェノール学会 理事長、日本老年医学会、日本肥満学会、日本栄養・食糧学会 名誉会員、日本臨床栄養学会 監事、日本栄養改善学会、日本健康・栄養システム学会 理事長
先生からの一言 楽しく健康になりましょう。