おしえて先生

粒状の便と大腸がんの関係

ぱぴよん(#)・60~74歳男性 2009/11/16 投稿

65歳男性、身長171cm、体重58kgです。
先日、成人病検診で便検査をした結果、便潜血が陽性になりました。2006年11月にも、同じ検査で引っ掛かり、その時はポリープを切除しました。その後異常はなく、今年の検査で又陽性になった次第です。
気になるのは、およそ1年前から3日に一度位の割合で、便がウサギや鹿の糞のような粒状であることです。排便は毎朝あり、粒状が3日間続くかと思えば3日間とも正常なこともあります。
運動は、毎日早朝と午後に計2時間位ウォーキングをしています。食事も塩分、油分は意識して控えています。
粒状の便は大腸がんと関係があるのでしょうか。他に原因が考えられるのでしょうか。宜しくお願いします。

いろいろな原因が考えられます。

粒状の便が出る原因が、大腸がんとは言い切れません。いろいろな原因があるからです。
食生活で、食物繊維の摂取量や水分が不足していたり、ストレスによる過敏性腸症候群、腸内細菌の変化なども考えられます。
油はどうして控えているのでしょうか?脂溶性ビタミンは油がないと良く吸収されません。一度、食生活を見直してみましょう。また、便潜血が陽性なようなので、大腸がんの精査をしてもらうことが大切です。

ご回答いただいた

板倉弘重 先生

ドクター
ご活躍の場所 日本動脈硬化学会 名誉会員
日本ポリフェノール学会 理事長
日本栄養・食糧学会 名誉会員
日本臨床栄養学会 理事長
国立健康・栄養研究所臨床栄養部長
ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授
ご専門 動脈硬化、栄養関係、高脂血症、糖尿病、高血圧など 認定臨床栄養指導医
ご経歴 東京大学大学院医学研究科博士課程修了後、同大学第三内科入局。
カリフォルニア大学サンフランシスコ心臓血管研究所留学、国立健康・栄養研究所臨床栄養部長、ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授。
2000年から2010年まで茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科教授。
日本臨床栄養学会理事長、日本栄養改善学会理事、日本栄養・食糧学会副会長、日本動脈硬化学会評議員名誉会員、日本病態栄養学会理事、第33回日本動脈硬化学会総会会長などを歴任。
2006年「瑞宝双光章」受賞。
2009年度国際栄養学連合(IUNS)のFellowに認定(栄養学研究分野で顕著な貢献をした世界の研究者10名の1人)。
2010年「動脈硬化疾患の予防と治療に関する栄養学的研究」により日本栄養・食糧学会功労賞を受賞。
芝浦スリーワンクリニック名誉院長
所属団体 日本内科学会、日本動脈硬化学会 名誉会員、日本ポリフェノール学会 理事長、日本老年医学会、日本肥満学会、日本栄養・食糧学会 名誉会員、日本臨床栄養学会 監事、日本栄養改善学会、日本健康・栄養システム学会 理事長
先生からの一言 楽しく健康になりましょう。