用語解説

過敏性腸症候群

かびんせいちょうしょうこうぐん
精神的ストレスなどによって腸管の運動亢進や分泌亢進が起こり、下痢や便秘、腹部膨満などの便通異常と腹痛が慢性的に生じる症候群。腸の症状を訴えて受診する人の20~70%を占める頻度の高い腸疾患で、女性にやや多い。心理的ストレスに対する腸管の過敏反応などが原因として推定されており、心身ともにリラックスを心がけるほか、暴飲暴食を避け、コーヒーや香辛料の摂取を避けるなど生活習慣への配慮も必要である。
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