まずは内科を受診なさり、さらに日常生活でも冷やさない工夫を。
こんにちは、グリコさん。冷え性、むくみ、辛いですよね。
西洋医学では冷え性は、抹消血管の血行が悪いために起こるといわれています。むくみもまた血流障害といわれておりますので、グリコさんの冷え性もむくみも原因は同じである可能性があるかもしれませんね。問題は、なぜ、グリコさんの血行が悪いのか？ですね。冷え性やむくみの原因は、自律神経失調、ホルモンアンバランス、心臓のポンプ力の低下、貧血などが挙げられますが、一番多いのは、自律神経失調タイプと言われています。まずは原因を知って、自分に合った対策を行っていくことが大切です。
グリコさんは、漢方に興味をお持ちのようで、相談される場所を迷っている様ですね。西洋医学でも東洋医学でも冷え性の原因を血流障害と考えています。東洋医学では、血流障害の原因は血が足りない、血の滞り、水分がたまっている、ストレスによって「気」が隅々まで行き渡らない、免疫力が低下しているというように、人によって違うととらえられるようです。そのため、漢方薬も冷えのタイプや原因、体質によって異なり、血をスムーズに流れるようにする薬、体を温める薬、胃腸を強くする薬、免疫力を向上させる薬などが使われるようです。漢方治療は冷えやすい体質自体を改善していくことが目的なのです。
グリコさん、まずは内科を受診し、保険調剤内の漢方を処方していただいてはいかがでしょうか。また、冷え性の人の多くには、下半身の冷えがありますので、日常的には下半身、特に足首から下と腰は暖かく保つようにしてください。1日も早く、グリコさんの冷え性が改善され、快適に日常生活が送れるといいですね。
「冷え」ライブラリや「漢方」ライブラリにも関連情報がありますので、ご参考になさって下さいね。
ご回答いただいた
HelCナース
ナースナースからの一言
「おしえて先生」には日々、さまざまな質問が寄せられています。
なかには「お薬を飲み忘れない方法を教えて欲しい」「自分にあった医療機関を探したいけど、どうやって探せば良いかわからない」など、医師の専門性だけではお答えできないようなお悩みをいただくことが多くあります。そういった身近で幅広い質問にできる限りお答えしたいという想いから、シミックグループで働くスタッフが回答しています。シミックグループでは、看護師資格をもち、なおかつ臨床経験の豊富なスタッフが大勢働いています。
なかには「お薬を飲み忘れない方法を教えて欲しい」「自分にあった医療機関を探したいけど、どうやって探せば良いかわからない」など、医師の専門性だけではお答えできないようなお悩みをいただくことが多くあります。そういった身近で幅広い質問にできる限りお答えしたいという想いから、シミックグループで働くスタッフが回答しています。シミックグループでは、看護師資格をもち、なおかつ臨床経験の豊富なスタッフが大勢働いています。
