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サイプレジン1%点眼液

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 サイプレジン1%点眼液
主成分 シクロペントラート塩酸塩
分類名称 眼科用剤
剤形 無色澄明の点眼剤、10mL、(容器)極うすい黄色、(キャップ)極うすい黄色
商品画像
製薬会社 参天製薬株式会社
効能 副交感神経支配の筋肉に作用しその緊張を緩和させることによって、散瞳させたり、ピント調節を司る筋肉を休ませたりします。
通常、屈折検査やピント調節の改善に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、狭隅角や浅前房などの眼圧上昇の素因がある。コンタクトレンズを使っている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、1回1滴、または1滴点眼後5~10分して更に1滴を、1日1回点眼します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 小児の場合、特に医師の指示を守って使用してください。
  • まず手をせっけんと流水でよく洗います。下まぶたを軽く下にひき、点眼します。このとき、容器の先がまぶたやまつ毛、目に触れないよう注意してください。点眼後はまばたきをせず、そのまましばらく(1~5分)まぶたを閉じ、涙嚢部(目頭のやや鼻より)を指先で軽く押さえます。あふれた液は、清潔なガーゼやティッシュで軽くふき取ってください。他の点眼液も使う場合は、5分以上間隔をあけてください。
  • ソフトコンタクトレンズをつけている場合には、レンズを外してから点眼し、5~10分間の間隔をあけてからレンズをつけてください。
  • 点眼し忘れた場合は、気がついたとき、すぐに1回分を点眼してください。ただし、次に点眼する時間が近い場合には点眼せず、次の通常の時間に1回分を点眼してください。2回分を一度に点眼してはいけません。
  • 誤って多く点眼した場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で点眼するのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 点眼後、まぶしく感じたり、物がぼやけて見えることがありますので、症状が回復するまでは、機械類の操作や自動車などの運転は行わないでください。まぶしく感じるときは、必要に応じてサングラスを着用してください。
  • 副作用 副作用として、過敏症状、眼圧上昇(眼痛、見えにくい、頭痛)、点眼直後の熱感、一過性の結膜充血、頻脈、一過性の幻覚、運動失調(正常な動作ができない)、情動錯乱(感情を取り乱す)、痙攣、口渇、顔面潮紅(顔が赤くなる)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 該当する記載事項はありません。

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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