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セムブリックス錠40mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 セムブリックス錠40mg
主成分 アシミニブ塩酸塩
分類名称 その他の腫瘍用薬
剤形 青紫白色の錠剤、直径8.2mm
商品画像
製薬会社 ノバルティス ファーマ株式会社
効能 チロシンキナーゼの活性を阻害することにより、白血病細胞の増殖を抑える作用があります。
通常、2つ以上のチロシンキナーゼ阻害剤に抵抗性または不耐容で、慢性期の慢性骨髄性白血病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(アシミニブとして40mg)を1日2回、空腹時に服用します。なお、症状により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 食後に服用すると薬の作用を弱めることがあります。食事の影響を避けるため、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けてください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に、1回分を飲んでください。ただし、飲む予定だった時間から6時間以上経過している場合はその回は飲まずにとばして、次の決められた時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 指示された検査日は必ず守ってください。
  • 妊娠が可能な場合、動物実験で胎児毒性が認められたとの報告があるので、この薬を使用している間および使用終了後一定期間は適切な避妊をするようにしてください。妊娠が疑われた場合は、すぐに医師に連絡してください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳をしないことが望ましいとされていますので、必ず医師に相談してください。
  • 副作用 主な副作用として、頭痛、吐き気、発疹、疲労などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 貧血症状、発熱、出血傾向 [骨髄抑制]
  • 激しい上腹部の痛みまたは腰背部の痛み、発熱、吐き気 [膵炎]
  • 胸痛、動悸、胸部不快感 [QT間隔延長]
  • 発熱、寒気、体がだるい [感染症]
  • 突然認める片側の手足や顔の麻痺、頭痛、胸の痛みや圧迫感、冷汗 [脳梗塞などの血管閉塞性事象]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて25℃以下で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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