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ハイヤスタ錠10mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ハイヤスタ錠10mg
主成分 ツシジノスタット
分類名称 その他の腫瘍用薬
剤形 白色の錠剤、直径9.7mm、厚さ3.9mm
商品画像
製薬会社 Meiji Seika ファルマ株式会社
効能 ヒストン脱アセチル化酵素を阻害することにより、がん細胞の増殖を抑えると考えられています。
通常、再発または難治性の成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)の治療、再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫の治療(PTCL)に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄機能低下、肝臓に障害がある。不整脈、QT間隔延長または既往歴がある。
  • 妊娠中または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回4錠(主成分として40mg)を週2回、3または4日間隔で食後に服用します。なお、症状により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、次回の服薬日に同一用量を1回分服薬してください。決して2回分を一度に飲まないようにしてください。また、飲み忘れがあった旨、担当医師または薬剤師に相談してください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • この薬により重篤な副作用があらわれることがあるので、注意すべき点などについて十分理解できるまで説明を受けてください。
  • この薬により骨髄抑制があらわれることがあるので、この薬の使用中は定期的に血液検査が行われます。
  • この薬により間質性肺疾患があらわれることがあるので、胸部X線検査、胸部CT検査などが行われることがあります。
  • この薬により不整脈、QT間隔延長などがあらわれることがあるので、心機能検査、電解質検査が行われることがあります。
  • 妊娠する可能性のある人は、この薬を使用している間および使用を中止・終了したあと一定期間は避妊してください。
  • 副作用 主な副作用として、下痢、吐き気、倦怠感、体重減少、食欲減退、味覚異常などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当医師または薬剤師に相談してください。下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 貧血症状、発熱、出血傾向 [骨髄抑制]
  • 咳、息切れ、息苦しい、発熱 [間質性肺疾患]
  • 発熱、かぜのような症状、体がだるい [感染症]
  • 胸が痛い、動悸、脈が乱れる [不整脈、QT間隔延長]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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