お薬検索

テネリアOD錠20mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 テネリアOD錠20mg
主成分 テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物
分類名称 糖尿病用剤
剤形 帯黄白色の錠剤、直径7.5mm、厚さ3.1mm
商品画像
製薬会社 田辺三菱製薬株式会社
効能 血糖値を調節するホルモンであるインクレチンを分解する酵素を阻害し、血糖値に応じてインスリンの分泌を促進するなどして、血糖コントロールを改善します。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病、感染症、手術前後、外傷がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人はテネリグリプチンとして20mgを1日1回服用しますが、効果が不十分な場合には40mgを1日1回服用まで増量される場合があります。本剤は1錠中に主成分20mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は、舌の上にのせて唾液を含ませると溶けるため、水なしで飲むことができます。また、水で飲むこともできます。寝たままの状態では水なしで飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖症状を起こすおそれがありますので、高所での作業や車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • 低血糖症状が起こった時には十分量の糖分(砂糖、ブドウ糖、清涼飲料水など)をとるようにしてください。α-グルコシダーゼ阻害剤(糖分の吸収を遅らせる薬)と同時に服用中の方は、低血糖症状が起こった時にはブドウ糖をとるようにしてください。
  • 副作用 主な副作用として、低血糖症、便秘、腹部膨満、腹部不快感、吐き気、腹痛、鼓腸、口内炎、湿疹、発疹、かゆみ、皮膚炎、けん怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷や汗がでる、空腹感、手足のふるえ [低血糖]
  • 高度の便秘、腹部膨満、持続する腹痛 [腸閉塞]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮ふや白目が黄色くなる [肝機能障害]
  • から咳、呼吸困難、発熱 [間質性肺炎]
  • 水ぶくれを伴う発疹 [類天疱瘡]
  • 激しい上腹部の痛み、腰背部の痛み、吐き気 [急性膵炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 糖尿病用剤
    同じ成分の薬を探す テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物
    同じ製薬会社の薬を探す 田辺三菱製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。